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「薄情の湖」踊らせて2005.10.2
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 小選挙区で落選したかと思うと比例で救われ辛うじて当選、という議員も少なくない。10万票以上も得票していても比例を認められず退路を断たれて落選した議員はおそらく忸怩たる思いだろう。
 私の住む北区の東京12区は例の公明党の太田氏が自民支持票と無党派票を得て民主党候補、藤田幸久氏を大差で敗った。この地区では選挙前からちょっとした異変が発生していた。赤羽や王子などの繁華街で大量に買い物する人が増えた。その買い物客は店主にこっそり「太田さんをヨロシク」と耳打ちしたという。その数は半端じゃなかった。某店主は語る。「この不景気な折りに金に糸目をつけないで買ってくれりゃあ、ついつい、一票入れちゃうんだよ」。こんな汚いやり方が許されていいんだろうか。今や「北区は信濃町化しつつある」という噂がしきりに囁かれている。つまり創価学会の本部のある信濃町に匹敵するくらい学会の影響力が高まっている、というのだ。
 一方、自民党単独でも多数の得票だったことを追い風にして小泉政権はまさに順風満帆ならぬ「純風満帆」だ。83人の新人議員を抱えてひそかに公明離れを企む小泉首相だ。くの一刺客たちを"喜び組"と呼んで連日、首相官邸で踊らせているという。どこかの国の将軍様気取りなんだとか。


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